富士山の西麓に広がる朝霧高原。ここは牧場と牧草地が広がる酪農地帯です。
朝霧高原の標高900m地点、道の駅朝霧高原の隣接地に、見学できる工場が集まった食のテーマパーク「あさぎりフードパーク」があります。あさぎり牛乳をつくる朝霧乳業はこの一角に位置し、ここで牛乳・チーズ・バターなどの製造を行っています。
あさぎりミルクコーヒーもこの工場であさぎり牛乳同様につくられています。あさぎり牛乳を60%使用し、良質のコーヒーと合わせ深いコクを醸し出しています。甘さは大人から子どもまで楽しめるよう控え目。ひと口飲んだだけでその味を感じていただけることでしょう。
180mlビンは1本飲み切りタイプ。食事と一緒に、お風呂上りに、スポーツの合間に、利用範囲は広がります。
あさぎり牛乳は、富士山麓朝霧高原の生乳を100%使用しております。
一般的に『牛乳は新鮮であればあるほどおいしい』と言われます。当社は地元朝霧高原の原乳を使用しているため、産地と製造場所がたいへん近く、搾乳から出荷までの時間をとにかく短くし、新鮮な牛乳をお届けしております。
新鮮さを保つため、受け入れた原乳を厳正な温度管理のまま保管管理。乳質の良い原乳を、より良い商品として市場に提供できるよう、1時間でもはやく製品化できるように、日々努めております。
あさぎり牛乳は、85℃で15秒間の殺菌と脂肪分の均質化(ホモゲナイズ)のみをした成分無調整牛乳です。50年ほどの歴史をかけ、朝霧高原の地における最高の味を追求した結果、85℃で15秒間という温度と時間にたどり着きました。
元々当社の創業者はこの地で酪農を始めました。その酪農家としての経験から、朝霧高原の原乳に一番合った製法として、85℃で15秒間という殺菌方法をとっております。
自らが生産者だったからこそわかることがそこにはあります。
朝霧高原の発展のために。酪農家と共に…朝霧乳業はおいしい牛乳を今日も食卓に提供します。
朝霧高原の原乳は、非常に乳質が良いです。
広大な富士山麓の牧場は、積雪も多くなく気候にも恵まれ、環境も非常に良いです。そこで育った牛の原乳は、乳脂肪分が高く、コクがあります。地域の酪農家さんたちが協力し、牧草だけではなく美味しい原乳ができるよう、良い餌を与えて牛を育ててくれています。そのため、牧草だけの原乳よりも、乳脂肪分が高い原乳を仕入れることができます。
牛の健康管理や衛生管理も徹底して行われています。取扱い基準が厳しく、受け入れ検査をしっかりとすることで、常に安定して品質の高い原乳が生産されています。
あさぎり牛乳は、成分無調整の牛乳です。牛が青草を多く食べ、体内の水分量が増加する夏場にはサラッとした喉越しに、グラスサイレージ(乾草)中心になる冬場には濃厚な味わいが楽しめます。乳質の良い原乳を、手間をかけることで、嗜好品としての美味しい牛乳を提供することが可能となります。
原乳を仕入れ製造した牛乳を、安定した品質で市場に供給することができるのは、当社の販売方法が宅配を中心に展開しているのが大きな要因のひとつです。
朝霧乳業は、開業当初から宅配のお客様に幅広くお届けしてきました。個人の消費量が大きく変動することはありませんので、常に当社では決まった量の牛乳を製造することが可能です。決まった量の牛乳を製造することで、常に新鮮な牛乳を安定した品質で提供することが可能になるのです。コクがあるのにすっきりしている当社の牛乳は、創業当初からの変わらぬ理念と確かな技術で作り続けています。
朝霧高原は富士山の西麓、富士宮市から富士河口湖町にかけて広がる、広大な草原地帯です。標高は500mから1,000m程度と高く、夏季にも30℃以上となることは稀です。その名の通り霧が発生することも多く、小さな小さな水滴たちは、清らかに澄んだ空気とともに、そこにあるものをやさしく包みこみます。
また、朝霧高原の自然を語る上で欠かせないのが、豊富な地下水の存在です。富士山に降り注いだ多くの雨や雪はやがて地下にしみ込み、伏流水となって蓄えられるのです。長い年月をかけて自然のフィルターに磨かれ、年間を通して温度が一定の清冽な水は、豊かな生命を育む大切な要素となっています。
雄大な富士山を望む朝霧高原は、まさに富士の大自然に抱かれ、富士山の恵みにあふれた地域なのです。
特撰あさぎり牛乳は、朝霧乳業が厳選した指定農場で、飼料や飼育方法まで細かく管理する乳牛から絞った原乳のみを使用しています。
成分無調整のため、牛が青草を多く食べる夏季には乳脂肪分が低くなりさらりとしたノド越しに、干草中心になる冬季には脂肪分が高くなりコクのある飲み味になります。
あさぎり牛乳は、富士山麓朝霧高原の自然に包まれた牛たちから搾られた生乳100%でつくられています。工場は朝霧高原の標高約900mの地点にあり、まさに産地内での製造となります。このため、生乳の輸送距離もきわめて短く、新鮮な生乳を扱うことができるのです。
そんな質のよい生乳の味を活かしてお届けするために、あさぎり牛乳はもちろん成分無調整。何も加えず、なにも引かない、自然のままの味をご堪能いただけます。
加えて殺菌温度も85℃15秒間という方式を採用し、時間と手間をたっぷりかけてつくり上げられています。あさぎり牛乳が採用するこの殺菌方式は、タンパク質の変性が少なく、生乳の味を活かせる方式です。この方式では、良質な生乳が必要となる上に、時間あたりの生産量も抑えられてしまいます。しかし、古くから乳製品に親しんできた欧米諸国では多く用いられていることからわかるように、自然の味にこだわるなら合理的な方式であると言えます。
富士山の麓、朝霧高原の良質な生乳を、愛情を持ってていねいにつくりあげた牛乳、それがあさぎり牛乳なのです。